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徽宗帝 副葬品


まさか、東の果ての孤島で、800年後、こうして花を生けて供養されるとは!

徽宗さんはさぞ、驚いていることでしょう。まあ彼は皮肉屋ですから、内心は喜んでいるかも。

元型を贈った高宗さんは、しかし、こうして過去を暴かれ、もう真っ青でしょう。

違うって。そうですね、もう時効ですね。


あんろく山は現在ほていさんの名で、財運の神様になりました。

そうしたのは、玄宗皇帝。彼の作った銀のポット(u-tube)からです。

誰もしらない。

本歌は義から6寸弱。お茶、お花の世界では7寸、21cm、8寸24cmが、手ごろな大きさから人気。

23cmまで官の法なので、型の流用もできたのかも知れない。

ただし官を超えると8寸から死の離郷になり、死絶、退丁、失財と一般の人には縁起の悪いことになる。

風水を信じる方はご用心。

また本来首の下は真球で、国を表す(天地逆転の壷)から、ひしゃげた形は、本来の意味を忘れたことになる。

首はどんどん伸びて、竹、筍(たけのこ)と呼ばれる。もう、ふふふの世界ですね。




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