第二期 北宋 哥窯(か窯) 郡官窯期 徽宗好み登場
 

やがて大きな変化が、そして確かな事は、徽宗期初期に起きます 徽宗官窯のアウトラインもふまえ、一度考察しましょう 
従来 同じく郡官窯哥窯と呼ばれています 地方官窯の窯です Fudal Guan KilnのGe Yaoです 


柚は強いつやをもつ 黒の貫入はやや大きめ  地の薄ベージュと同系色の細かい二重貫入  上品な感じはここからくるようです
姿はデフォルメされ抽象的ながらどしっとした雰囲気
あとにつづく徽宗官窯のきざしです

徽宗さんらしいウイットを感じます しかしこれらの多くは無念の涙をのんだ忠臣達にささげられました

   
 

上 徽宗  郡官窯期 徽宗好み 双魚瓶と柴窯写し花弁瓶 

ついでながら書きますと、この頃の物は汚れが付きません 割りっぱなしでないからです
哥窯は黒線のほか、汚れが付き、やがて茶色の小さな割れになる
これは主に現代のか窯まがいというものです そんないい加減な作りを官窯ではしません

専門業の方でこうだから、いやになっちゃう
詳しくは又、真贋のサンプルもお見せします 別に書きます 2013 3/11

   


唐代 
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